消しゴムかけ忘れ

ノートの隅の忘れ物

ろくでもない近況

私が昼まで眠りこけている間に雷が鳴ってパンが焼けて郵便が届いてライブハウスが閉館して人が死んでいる。

長期休みの間、週一回のアルバイト以外でまともな時間に起床できた試しがないし、それでもしなければならないことの締切はどんどん近づいているし、なんならこんな文章を更新している場合ではない。

つい先日歳を重ねたが、それに見合うだけの責任を負えるようには到底思えず焦っている。小さな頃夢見ていた大人の自分とは、もう少し地に足をつけ自分の力と責任で生きるものだったような気がするのだが、他人事のようにおかしいなあなどとほざいている。

未だ何者にもなれないし、そもそも生涯なれないことはわかっているのだけれど、それでも多少、小さな井の中でだけでも存在を認められたいと思ってやまない夏を過ごしている。

結局このブログも半年ほど間が空いているところから推測できる通り、文章を書くのも絵を描くのも怠っていてますます存在意義が失われつつある。もう少し人間的な生活を送るところから始めていこうと思う。

 

本当は評価の数と成果物だけが存在意義でないことも頭では理解しているが、心根が我儘なのですぐ欲しがってしまう。この癖を治すのも目標にする。

 

本当に近況の羅列でしかないこと、なんなら羅列ですらないただの散文であることを申し訳なく思う。

20210823